現在、虚血心臓または血管狭窄がタイ人の死因の上位です。心筋の血管が狭まり、血液が心筋まで届かず酸素不足になり、休憩すると治ります。また、急性血管狭窄の場合は、心筋に壊死がおこり、胸郭が激しい痛みにみまわれます。不整脈や心停止で死亡することもあります。
痛みの症状は、胸郭の真ん中が潰れるような痛みと苦しみです。この痛みは、肩、腕、 首、顎、背中まで起こる事もあります。また、紐で縛られるように苦しくなり、身体が冷た くなったり、気分が悪くなったり、眩暈がすることもあります。痛みの度合いと時間は、 血管の狭窄が少しか、多いかでも違います。運動中ですと、酸素が大量に必要としますので 胸郭の痛みは強く、収まるまで時間もかかりますが、安静時に起こった場合は必要な酸素量 も少ないので、痛みも少なくてすみます。
危険因子をたくさん持つ方は、虚血心臓になるリスクがほかの人より高く、深刻です。危険因子を減らすことは、大切な治療法、予防法です。心臓病で死亡するリスクを減らせ ます。
このテストは、狭心症の診断法です。このテストで狭心症と診断されれば、正しく治療計画が立てられます。
胸郭が痛い、息切れがする、眩暈や不整脈がある方です。また、症状は無くても 危険因子のある方は、男性45歳以上、女性55歳以上で、糖尿病がある、高血圧、高脂血漿、喫煙する、肥満傾向、家族に狭心症になった人がいる方です。
この検査は、デジタルの検査機器で診断します。この方法で、心臓の弁、心筋、心膜、心臓の血流などを詳しく見ることができます。
胸郭が苦しく、息切れする、不整脈がある、眩暈がする、気絶する方です。 また、心エコーやX線検査で心肥大と診断された方、心音異常の方、心音の 小さい方、そして唇が青く変色している先天的な心臓障害が疑われる方です。