人間の身体には206個の骨があり、骨と骨を関節が繋いでいます。 関節が動くのは、 関節の周辺の筋肉が収縮するからです。主な関節には、肩関節、肘関節、股関節、膝 関節、足首の関節などがあり、それぞれが私たちの複雑な動きを支えています。
7人に1人は関節炎になることをご存知ですか?
関節の炎症で、痛み、腫れが起こり、幹部の関節は機能しにくくなります。 全年齢の平均で7人に1人が関節炎を経験しています。が、高齢になると、その割合 は、顕著に高くなります。また関節炎は慢性の病気ですから、2週間以上痛んだり 腫れたりする場合は、医者の診察をお勧めします。
注意が必要な症状
- - 1ヶ所以上の腫れた関節がある。
- - 起床した時、2-3分関節が硬直する。
- - 関節が痛むが、動かすと良くなる。
- - 関節が腫れて熱を持っている。
- - 体重が減り、発熱、関節痛がある。
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医師に伝えること
- どこが痛いか。
- いつから痛いか。
- はじめに痛みがあったのはいつか。
- どの位の期間痛みがあるか。
- その部分が腫れることがあるか。
- 日常生活に支障があるか。
- 重労働や事故が原因か。
- 家族に同じ症状の人がいるか。
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原因
現在、関節病は100種類もあります。もっとも多く見られる症状は、
- 1、 変形性関節症
- 2、 関節リュウマチ
- 3、 通風
- 4、 関節炎と同様の痛み。骨粗鬆症や骨減少症など
- 5、 腱鞘炎、滑液包炎、腰痛